韓国ミュージカル☆ライフ

韓国ミュージカルを楽しみつくすブログ

観劇の御伴に!大邱3大パン屋の一つ「サムソンベーカリー삼송베이커리」の「麻薬パン」、トウモロコシパンがおススメ

韓国旅行でミュージカル三昧の計画を立てられる方々にとって、マチネからソワレ移動の時間読みは重要チェック事項の一つでございましょう。さらに、この間に小腹をいかに満たすかもまた、懸案事項に違いありません。そんな隙間時間用グルメを紹介するシリーズ(が、あったのか)、今回は「麻薬パン(常習性があるような、とてもおいしい食物に「麻薬」とつけるのが流行っておりますが、ヤバイ薬入っておりませんのでご安心を)」と異名をとる大邱の老舗パン屋、サムソンベーカリーのトウモロコシパンをご紹介したい。

大邱まで食べにいけませんよ、という方にもご安心あれ。ソウルは東大門にございます、現代シティアウトレットの地下に出店しておりますこのパン屋。忠武アートホールや大学路方面の観劇計画になら動線に組み込みやすいのではないでしょうか。どちらも地下鉄で1駅の範囲です。

f:id:pokos:20160611101810g:plain 

(現代シティアウトレット東大門店の地下2階に「サムソンベーカリー」は「サムソンパンチプ」の名称で出店中。8個以上買うとボックスに詰めてくれます。帰国前にかって翌朝ごはん用にするのもよいですね)。

一押しはトウモロコシパン

「食べたことがない人はいても、一度しか食べない人はいない」という伝説(?)を持つサムソンベーカリーのキラーコンテンツは「トウモロコシパン통옥수수빵」1600ウオン。つぶつぶトウモロコシパンと訳すべきやもしれません、立派なつぶつぶぶり。

f:id:pokos:20160611101639g:plain

(いきなりかじった中身で失礼。トウモロコシ粒がごろごろはいっております)

その味はコーンクリームコロッケの中身が柔らかメロンパンの中に入っているような感じとでもいえばよろしかろうか。しかし、外についたクッキー生地はメロンパンほど固くなく、むしろパンを手に取ったとたんにぼろぼろと落下してくるようなやわらかしっとり系です。やや塩気を含むホワイトソースなクリームとトウモロコシの自然の甘味に甘いパン生地を重ねる甘味比重多めのつくりなのですが、あっという間に1個ペロリといってしまう食べやすさ。た、確かに危険な軽さです。食べ終えた瞬間に、もう2、3個食べられそうな気分になる。

f:id:pokos:20160611101758g:plain

他にも、そぼろパン(韓国風のメロンパン)のアンパンや、クリームチーズ餅パン、などのパン類に加え、野菜やらミート(韓牛アピール)コロッケも販売されておりますので、小腹のすき具合で甘辛調整をされるのをおすすめします。簡単なイートインコーナーも併設されておりますよ。  

サムソンベーカリーとは 

さて、このサムソンベーカリーは1957年創業の大邱で最古のパン屋さんとされております。そもそも大邱は1980年代の時点でも有名なお店が多数存在したような、韓国における一大製パン都市なのだそうで。しかし、1990年代に地下鉄工事が始まるとともに、大手フランチャイズの流入があいつぎ、都市の風景は変貌していきます。そんな中で生き残ったパン屋さんの一つがサムソンベーカリーというわけ。看板の「麻薬パン」は非常に丁寧につくられており、トウモロコシパンも工程が複雑で、つくるのに3時間はかかるとされています(が、これが平均的パンに比較して長いのか短いのか、私にはわかりませんが・・)。大邱のお店では1日平均3000個を売り上げるヒット商品なのだそうです。

ソウル方面への進出は板橋(パンギョ)の現代百貨店が最初だったようですが、これが話題をよび、ソウルの人たちにも広く知られ、愛されるパンになったのだそう。パンギョは遠いけれど、東大門ならさらにアクセスしやすいですよね。観劇の御伴に、ぜひトウモロコシパンをおひとつどうぞ! 

 

現代シティアウトレット東大門店への道のりはこちらを参照ください。「東大門歴史文化公園駅(2・4・5号線が使えて便利)」14番出口からが便利です。

www.konest.com