韓国ミュージカル☆ライフ

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仁川国際空港ひとりメシ-お昼に到着したら「ボンピヤン봉피양 」で腹ごしらえしてから劇場へGO!

(仁川空港のボンピヤンは閉店してしまいました!2018年10月)

 

日本からソウルへ飛ぶ場合、お昼頃に到着する便を利用されることは少なくないでしょう。機内食が出ない飛行機も多いこの区間。おなかをすかせて市内にでると、微妙に夕方にお昼ご飯を食すことになります。すると、夕ご飯用の胃袋を圧迫。焼肉がおいしくたべられないじゃないか!という事態にもなりかねません。こんな時にお役立ちなのが、仁川国際空港の空港鉄道ビルにある、「ボンビヤン봉피양 」。腹ごしらえしてから、市内へ向かえば、カフェでお茶もできます(結局胃袋問題はどこへ)。

場所は空港鉄道駅のある「交通センター」

仁川国際空港に到着し、空港鉄道で市内へ出ようとするときに通るのが「交通センター」ビル。なんかだだっ広い空間に、カフェや雑貨屋、旅行会社などがまばらにはいっているあのビルです。到着ロビーから鉄道への案内板を目印に歩けば到着するこの建物。お店は下の図の矢印のあたり。飛行機を降りてきた人は右側のお店を、鉄道から降りてきた人は左側のお店を確認しつつ歩けば見つけられる、はず・・です。

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韓国観光公社サイトより)

端っこの方に、この緑の看板がみえてきます。

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このお店は、高級焼肉店として名高い「碧帝(ビョクジェ)カルビ」の系列店。韓国の食ブロガーさんの感想としては「碧帝カルビの味やサービスレベルを期待しすぎてはいかん」とか、「観光客がこれで碧帝カルビを誤解するとよくないのでは」というものがちらほらあったりするのですが。特に、「碧帝カルビ」の名物「平壌冷麺」をフィーチャーした(?)ボンピヤンムル冷麺と、ビビン冷麺は12000ウオンもするわりに、スユク〈冷麺と一緒に出てくる、肉を湯がいたスープ。冷麺における蕎麦湯的なもの)やトンチミ(大根の水キムチ)も満足に出てこないと非常に評判が悪い。えー、いきなり紹介しといて、評判悪い話?と思われたかもしれませんが。それだけ、碧帝カルビは韓国の人々にとってキラキラなお店なのだとご理解ください。そしてここは、碧帝カルビのように高級なお肉をガンガン食べたり、その口直しとして冷麺を食べるようなお店として使うにはいまいちと思っている人が多いらしい、と理解しておくのがよいかと。

とはいえ、お昼時には近所で働く人々がわらわらやってきますので、定食屋としての実力は十分です。だからこそセレクトに注意。この店で選択すべきなのは、「定食」がでてきそうなメニュー。10000ウオン から12000ウオンくらいに設定してある、チゲや焼き肉定食的なものを選ぶのがよいと思われます。もちろん、どうしても冷麺を食べてから帰りたい、というような時にはまよわず食べてください。まずいわけではありません。あくまで、コストパフォーマンス的な問題なのでございます。

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(メニュー表のここら辺にのっているもので、そんなに高くないものを選ぼう。まあ、十分全部高い、という気もするのですが)

私のお気に入りは、辛めの(辛いのが苦手な人はキツイと思う)味付けがされたチェユク・サンパプ(メニューの4番)。お魚がいい、という人にはムグンジコドゥンオ(メニューの11番)がおススメです。チェユクサンパプは、豚肉を炒めたものを菜っ葉で包んで食べるメニュー。ムグンジ・コドゥンオはすっぱくなったキムチとサバの煮つけ定食です。

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(チェユクサンパプ12000ウオンなり。一応お肉は国内産)

相当満腹になる量ですので、その後の行動スケジュールなどを考慮して腹対策してください。

一人でソウルをさまよう旅の場合、炭水化物っぽいもの(プンシク(粉もの)系のカルククスとか、キムパ(海苔巻き)とか、トーストとか)が中心になりがち。野菜はもとより、肉、魚というタンパク質が恋しくなってきます。これらをまんべんなく補給できる、定食を出してくれるお店は結構貴重です。

帰国時、市内で早めに朝ごはんをたべて移動し、最後のお昼ご飯に「ボンピヤン」を選択するのもありですよ。