韓国ミュージカル☆ライフ

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超小ネタ-ミュージカル「ドリアングレイ」‐何かが起こる予感?

ミュージカル「ドリアングレイ」が城南アートセンターで上演中。見てまいりました。詳細は(長くなりそうなので)後日報告するとして。

このミュージカル劇場はソウルの郊外にあります。ミュージカルを見る以外にすることもなく、終電も気になる場所。市内方面に帰る人は終演後、基本的に最寄りの駅であるイメを目指し歩くことになります。アートセンター内のオペラハウスは少し奥まったところにあるため、それなりの距離(でも5-10分?)を歩くのですが。

ミュージカルの興奮冷めやらぬ中、道すがら人々は感想を口にしておられる。孤独に1人歩いているわたしは、横のカップルの感想に「確かにそうよね」とうなづいたり、後ろの女子2人組のやりとりに「え、そんなふうにおもったの?」と脳内で参加しつつ駅を目指しておりましたーー。

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すると、斜め後方からなんだかやたら熱心な語り口な独り言が聞こえてきた。彼女は1人観客だったようなのですが、いますぐこのミュージカルの感想を伝えなければならないという使命(?)をおっていた模様で、電話で誰か(たぶんミュージカルファン仲間。すでに1度は見たことがある様子)と会話しておられる。

「ハラハラする事件が起こる話じゃないので、ミュージカルにするのはやっぱり大変だと思った」という話からはじまり、ひとしきり俳優さんたちの髪の毛の色やライトの当て方、舞台美術について述べた後(かなりマニアック!)、女性キャラがあまり重要な扱いを受けていなかった点を残念だと言いながらも「しかし、3人も男性が出てくるのだから、これはなにかがある気がする。次回見に行ったら、自分の中で何かが起こるきがする」(超訳)と熱く締めくくっておられたのでございます。

 

・・・何が起こるというのですか、お嬢さん!!!すでにいろいろ舞台ではおこっていましたが、あれ以上なにが起こるというの・・!