韓国ミュージカル☆ライフ

韓国ミュージカルを楽しみつくすブログ

ミュージカル「フランケンシュタイン」韓国キャストから日本キャストにバトン!

ゴールデンウイークも後半戦。みなさまいかがお過ごしでしょうか。ミュージカル「フランケンシュタイン」が終わってもう2か月(くらい)。それぞれのキャストも次の舞台(やドラマ)にむけてうごきだしておられます。それはそれでとても楽しみなのですが。もう一つ気になるのは、日本版「フランケンシュタイン」と、来年の韓国再演がどうなるのか・・という点でしょうか。で、前者の妄想のための資源が・・こちら。『The Musical』4月号での「フランケンシュタインの俳優たちが送ってきてくれた挨拶」という記事です。残念ならがら現在発売中なのは5月号でございますが。

f:id:pokos:20160505160727g:plain

(『The Musical』2016年4月号表紙、カバーストーリーは『ニュージーズ』でした!)

百合ッポイ表紙がとても気になる5月号はキョボ文庫から購入できますよ!더뮤지컬 (5월호) - 인터넷교보문고

 

さて、もう4月号は販売されていないのか・・とお思いのあなた。現在、この「フランケン」記事がネット上で読めるようになっております!わー、ぱちぱち!

(記事へのリンクはこちら)

http://www.themusical.co.kr/Magazine/Detail?enc_num=B9hfCPSxpI8yNgkubyzBIg%3D%3D

詳細は読んでいただければよいかと思うのですが。

記事は、ミュージカル「フランケンシュタイン」という作品自体が、各国での韓国映画ブームの火付け役となった「シュリ」のように、韓国のミュージカル界の転換点となるといいのだが・・と、やや慎重に期待をよせている模様。今年上演される「ペスト」や「MATAHARI」などが、「フランケン」に続くコンテンツになりうるのか、が見守りポイントのようです。

さて、この記事では、韓国キャストと、来る日本版キャストのコメントが載っているのですが。韓国キャストのコメントを読むと、ああ、もう一回あの舞台がみたい!と胸アツになること間違いなしです。ハン・チサンさんは「もうフランケンの舞台が恋しい」と言ってくれているので、次回もまた出てくれ!と声かけしたいですね(何目線?)。ちなみに、ウンテさんとドンちゃんのコメントはありません。残念!

で、日本版キャストでは、ビクター・フランケンシュタイン役の中川晃教さんと柿澤勇人さん、アンリ・ディプレ/怪物役の加藤和樹さんと小西遼生さんのコメントが掲載されていました。

中川さんは、作品がビクターの苦悩を深く表現している点、それが音楽ですべて表現されている点を評価されており、これを舞台で感じてみたい!とおっしゃっています。期待しております!。でもな。写真、なんであれにしたのでしょうか。・・という気がしなくもなくないですか、みなさん。

柿澤さんは、「自分だけができるビクター」をお見せしますとのこと。期待せよともおっしゃっておりますよ。枕詞的部分をぬくと、結構短いコメントなんですよね。

ともあれ、このように、ビクター達は結構コメントが短いのですが、怪物さんたちは・・。

加藤さんは「エリザベート」韓国版の観覧記がネット上で紹介されておりますが、そこでチョン・ドンソク王子や、ウンオンニ(パク・ウンテさん)と対談されてるんですよね。この対談で、ドンソク王子があえてリュ・ジョンハン先生に言及していたりするところが「ジョンハン先生の追っかけ」と呼ばれる所以・・とニヤニヤできて別の意味でも楽しい記事なのですが。

ともあれ、加藤さんはこれまでにも、韓国ミュージカルに興味を持たれている方だったわけですが。本作も韓国で見ておられたようです。フランケンについての感想も結構具体的で、「音楽、舞台空間の使い方、振り付け。すべてが新鮮で、心が揺さぶられるほど、本当に立派な作品。特に歌は鳥肌が立つくらいにすき!」と語られております。ウンテファンな加藤さん健在。パクウンテさんが演じたアンリ/怪物を演じることを光栄に思うとともに、負担感も大きいと。そして、「日本特有の『フランケンシュタイン』を作りたい」と意気込んでらっしゃいました。

で、小西さん。小西さんはすでに3月号にインタビュー記事が掲載されておりましたが、やはり韓国で「フランケンシュタイン」をご覧になっている。コメントでは、この作品を見るまで、フランケンシュタインといったら、ボルト垂らしたような巨大な怪物、というイメージしかなかったらしいのですが(フガフガフランケンな感じですね・・)。なので、作品を見たとき、このタイトルで、こんなにも美しく、もの悲しい旋律のミュージカルが作られているとは思わなかった!と思われたようです。また、今回のアンリ/怪物役は「高い能力が要求される難しい役」ととらえつつも「この作品の独創性、エネルギー、そして繊細な心のやりとりを日本の観客に伝えられるように歌、演技すべてに万端の準備をしたい」とおっしゃっており、韓国の観客にも(韓国の雑誌だからね!)見に来てね!とメッセージされています(加藤さんも韓国のお客さんを意識した発言があるなー)。

韓国からも、たくさんの方が見に来られるといいですね・・、と言いたいところだが。韓国フランケン以上にチケットとりにくくなりそうで、それはいやだー!

 (3月号掲載の、小西さんのインタビューについてまとめた記事は以下)

pokos.hatenablog.com