ゴールデンウィーク(2016年)に行きたい、おススメ韓国ミュージカル3選-韓国語がわからなくても楽しめる編
いよいよゴールデンウイークも近づいてきた今日この頃(と、何度言っているのだろう)。韓国には何度か旅行したけど、いつもお買い物して焼き肉食べて終わりよね、景福宮も徳寿宮も見学したし、今度はどこに行けばよいかしら。というかたにおススメしたい韓国旅行ついでにミュージカル鑑賞しようゼ!初心者編。独断と偏見に基づきおススメ作品を考えてみました。
作品選択のポイントは
①劇場がわかりやすい場所にある
②韓国語が理解できなくてもそれなりに楽しめる
③同性のお友達といっても、家族でいっても楽しめる
④お買い物スポットの近くである
以上四つの観点から選んでみました。
もちろん異論もございましょうが、とりあえずおススメしてみたいと思います。皆様のおすすめもきいてみたいところ。
おススメ1:『NANTA』(明洞、弘大、忠正路、済州島に専用劇場あり)
なんだ、「NANTA(ナンタ)」かと、おやじギャグのようにつぶやかれたやもしれませんが。観光ついでに見るショーとして不動の地位を誇るのが本作『NANTA』。完全にノンバーバルパフォーマンスで、韓国の伝統的リズム、ノリノリな「サムルノリ」と共に楽しい時間を過ごせるといえばコレ。お子様からお年寄りまで幅広く受け入れられる作品でしょう。明洞など超便利なところに劇場があるのもポイント高し。
お話はあってなきがごとし。あるレストランのキッチンで、いそいで結婚式のお料理をつくるようになった。さあ、急げ!というもの。セリフは基本、ありません。
さらに、日本でもミュージカルはほとんど見ないし、劇場にも行かないよ。韓国語もわからないしなぁ。K-POPもあまり詳しくなくてね。東方なんとかいうのと少年時代だっけ、あれ見たことあるかな(そりゃ東方神起と少女時代のことでしょうか!)というような同行者がいたりなんかする場合、選択肢はあまり多くないわけです。とりあえず、劇場に足をはこぶってワクワクしていいよね!と思ってもらうことが大事かと。ここらへんからじわじわ攻めてまいりましょう。上演回数が多いので、当日券でふらりと観劇できるのも気楽です。そして意外に、何回見ても結構楽しめてしまう。「ライブの迫力」を実感させてくれる作品です。
おススメ2:『マンマ・ミーア』(2016年2月20日~6月4日、シャーロッテシアター)
ABBAのヒット曲をベースに展開するいわゆる「ジュークボックス・ミュージカル」。歌って踊って盛り上がれる作品。そのノリだけでもおなか一杯!大満足できること間違いなしです。しかも2016年現在上演中のマンマでは、「レベッカ」のダンバース夫人が超コワイ、大迫力のシン・ヨンスクさまが初ドナでキャスティングされているので見逃せない。また、とりたててミュージカルファンではない人にも、少女時代のソヒョンちゃんがソフィにキャスティングされてるよ!というアピールが可能です。少女時代のメンバーがだれかよくわからない、という人には効果を発揮しませんが・・。
ミュージカルのストーリーを超簡単に説明しておきますと。舞台はギリシャ、エーゲ海の島。昔アマチュアグループの歌手だったシングルマザーのDonna(ドナ)と娘Sophie(ソフィー)が小さなモーテルを経営しておりました。ソフィーは婚約者Sky(スカイ)との結婚を目前にしています。式当日、バージンロードを一緒に歩いてくれる父を見つけたいと思いたったソフィー。母の日記帳を盗み見て、可能性のある3人の候補に結婚式の招待状をおくります。ドナのかつての歌仲間Tanya(ターニャ)とRosie(ロジー)、ソフィーの3人の父親候補が集う結婚式前日。やってきたドナの元恋人たちは全員が「自分が父親だ」という始末。はてさて、どうしよう!誰がお父さんなの?
(ここからネタバレです。ご注意を)
結婚式当日。ソフィーは気づきます。誰が父親なのかが大事なのではなく、大事なのは自分自身。そして自分を愛してくれる人たちなのだと。そして、結婚式を延期することに決定!スカイと旅にでることに。じゃあ準備した結婚式はどうするの?というところに、ソフィーの父親候補の一人、今もドナを愛していると言っていたサムがドナにプロポーズ。ママが娘の代わりに結婚式を挙げることになりましたとさ。ちゃんちゃん。
これだけわかっていればもう完璧。あとはABBAのナンバーを楽しんでください。
劇場は2号線「蚕室(チャムシル)」駅のロッテワールド・ロッテ百貨店が広がるエリアに位置する「シャーロッテシアター」。とっても便利。
おススメ3:『三銃士』(2016年4月1日~6月26日、Dキューブアートセンター)
韓国に来たからには見目麗しい男子を見たいとお考えのあなた。あるいは、韓国ミュージカルになんだか興味をもちそうな友人をお持ちのあなた。沼に落ちましょう、落としましょう。おススメしたいのは『三銃士』。
2013年には日本公演もされた人気演目。渋いおじ様たち(ダルタニャンすら・・)がつとめた黄金メンバーから、相当若返った今回のキャスト。見終わったらにっこニコになること間違いございません。ゴージャスなセット、銃士たちのカッコいい制服(?)姿が眼福です。曲もハイパワーなものが多く、言葉がわからなくても眠くならない。席によっては主役の俳優さんからチューされるやもしれないという作品です。
この作品に関しては、無駄に熱く長く書いた過去記事にあらすじが記載されておりますので、参照いただければと。
Dキューブシアターは1号線または2号線「新道林(シンドリム)」駅に直結したショッピングモール、Dキューブシティーに位置しています。上層階はシェラトンホテルになっており、現代百貨店も入っています。
チケットはどうしよう?
上記3作品。基本当日券を劇場のチケットカウンターで購入することができるとおもわれます。(NANTAをのぞくミュージカル作品の)当日券はだいたい上演開始の1時間前から発売されますので、それくらいに劇場のチケットカウンターに行って購入し、劇場近くでお茶しつつ開演を待つのがよろしいかと。もちろん、出発前に予定をフィックスできるならば、インターパークチケットなどで予約していくとよいでしょう。インターパークでのチケット予約方法(日本語)は、以下の記事を参照ください。