韓国ミュージカル☆ライフ

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「フランケンシュタイン」準備?小西遼生さんが韓国でミュージカルのボーカルトレーニングをうけたらしい。

韓国ミュージカル「フランケンシュタイン」の日本ライセンス公演が決まり、小西遼生さんがアンリ・ディプレ役にキャスティングされましたねー。この発表に先立って発売された韓国のミュージカル専門雑誌「The Musical」3月号では、小西さんのインタビュー記事(p38-39)が掲載されております!

 

「The Musical」3月号は表紙がホン・グァンホさんで、彼のロングインタビューも掲載されており、とっともオイシイ号となっておりますよ。・・て、出版社の回し者ではないので、宣伝する必要もないのですが。

あと、韓国ミュージカルファンには気になるってらっしゃる方も多いはずな、LGアートセンター上演開始前アナウンスのプチ特集もありました。この件はまた他でまとめることとして。

 

さて、小西さんは1月末(2016年)に渡韓されていたようで、その時インタビューをうけられたようですね。記事における彼の紹介としては「好奇心旺盛な姿は新人俳優のように見えるがすでに10年のキャリアがある」とされ、「ブラックメリーポピンズ」をはじめとした韓国ライセンスミュージカルを数多くこなていることなどが紹介されています。「テニスの王子様」をきっかけにミュージカルに熱中するようになったことなども書かれていて、韓国のミュージカルファンたちにも興味を持ってもらえそうな記事でした。

 

で、面白かったのが、韓国ミュージカルの印象について「ブロードウェイやウエストエンドの作品は明るくてカラットしている空みたいなものだとしたら、韓国ミュージカルはしっとりした、湿度を含んだ空気みたい。混ざり合っている感じが好きです」とおっしゃってる部分。渡韓時に観劇された作品が「フランケンシュタイン」と「小人たち」、「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」だったようで、確かにまあカラットはしてないよな、という感じ。むしろ「フランケンシュタイン」なんか、ドロっとしてるといってもいいかもしれない。ともあれ、抒情的な部分をガッツリ抑えた、韓国ミュージカルの魅力をうまくいいあててらっしゃるよな、と納得したのでありました。

 

ここで、「フランケンシュタイン」を見た後「私は怪物」が耳に残って、ホテルに帰ったあと画像を探し出し、何回もきいてマネして歌ってみた、みたいなエピソードが紹介されているのですが。もうすでに役を意識してらっしゃったのかなーと思われます。日本公演ではどんな「怪物」をみせてくれるのか。期待。韓国の「怪物」たちとは異なるキャラクターを見たいですねー。

 

あと、韓国のミュージカル俳優さんたちの歌のレベルがとても高いので、どんなボーカルトレーニングを受けているのか興味を持たれたようで、現地でレッスンをうけられたのだとか。「韓国式発声」を学べてよかった、とも答えられているのですが、「韓国式」のトレーニングが確立してるんでしょうか。このあたりはまた調べてみたいと思います(何のために・・)。

 

ちなみに、「The Musical」日本から購入希望の場合は、韓劇.COMさんに依頼するか、アマゾンで出るのを待つかというのが王道みたいですね。韓国語でもOKなら、日本配送可能な教保文庫(韓国の大手ブックチェーン)から購入するのが早いとおもわれます。教保文庫Webページの「The Musical」3月号販売ページは以下。

더뮤지컬(3월호) - 인터넷교보문고

定価6000ウオン。割引価格5400ウオンですよ(って、送料がかかるけど)。

 

追記 3月21日に雑誌のインターネットページで記事が公開されました。全文ここで読むことができるようになっていましたよ。記事リンクは以下。

http://www.themusical.co.kr/Magazine/Detail?enc_num=3ySyiAGwIS93si0i2MP1nw%3D%3D