韓国ミュージカル☆ライフ

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ミュージカル「フランケンシュタイン」日本上演決定!映画「フランケンシュタイン」とは別物だよ!!

2017年1月から日生劇場で上演されるとの速報が発表されたミュージカル「フランケンシュタイン」。この作品のオリジナルは、2014年3月に初演された韓国の創作ミュージカル「フランケンシュタイン」です。韓国では、2015年末から2016年3月20日まで再演中。多くの人を魅了しております。というか、韓国ミュージカル沼に引きずり込んでいるというほうが正確なくらい。

 

韓国版の話はとりあえずおいておきまして・・。ライセンスの話をすこし。

 

連合ニュース(韓国)記事日本語版(ややこしいな)は以下。

japanese.yonhapnews.co.kr

この作品、近年の韓国ミュージカル市場の傾向でもあるのですが、制作当初から海外ライセンス販売を見越してつくりこまれております。できるだけローカルな文脈(韓国の歴史とか文化的背景とか)をそぎ落とし、どこの国で上演しても(さらに言えばどこの国の人がキャスティングされても)違和感がないような感じ。舞台は19世紀ナポレオン戦争のころ、ですしね。

 

契約自体は初演のころから話が進んでいたようで、韓国側の情報では、日本展開がすでにほのめかされておりました。とはいえ、韓国ではこういう話が立ち消えになることも多い。さらに、2016年にはいって、韓国の報道ではすでに日本と話が進んでいるような情報もだされるようになってきておりましたが、まだ信じられなかった(どれだけうたぐり深いのか)。

 

期待半分不安半分で追加情報を待っていたところ!先日発売された韓国のミュージカル雑誌「The Musical」3月号に、小西遼生さんのインタビューが掲載されていて、こ、これはもしや??いよいよか、と予感させるものがありました。

で!

日生劇場『フランケンシュタイン』

www.tohostage.com

じゃじゃーん!の、発表です。

 

ビクターは中川晃教さん、柿澤勇人さん。アンリは加藤和樹さん、小西遼生さんのダブルキャスト

 

小西遼生さんのアンリ。だからのインタビューだったのね!と合点がいく思いでありました。

 

このミュージカルの話を周辺の人にするたび、映画の「フランケンシュタイン」(つまり、藤子不二雄A先生の『怪物くん』のフランケンなかんじ)のイメージでとらえられてしまい、「怪物」とかビジュアルがねー、なんでそんなに好きなわけ?みたいな反応をされておりました。が、

 

これで、多くの人々が「怪物」といえば、これ

Wikipediaフランケンシュタイン

 

ではなく!、

これからはきっと・・

こんな姿を想像してくださるようになるでしょう。